当たり前のようで、

ここにしかない

わたしたちが守りたい風景


私たちは酒蔵を拠点としたさまざまな取り組みを通じて「かっこいいiNakaづくり」を行いたいと考えています。

蔵のある岡崎市下山地区は豊かな自然環境に恵まれ、人も優しく、本当に良い場所です。それと同時に、急速に進む少子高齢化による過疎化、空き家問題、休耕作・耕作放棄地の増加、獣害など既に様々な問題が顕在化しています。

将来、この地域で育った子ども達が、誇りを持てるような元気な地域をつくりたい。訪れた人が自然に癒され、ありのままの自分になれるような、素敵な空間をつくりたい。そして、カフェをきっかけに日本酒にも興味をもってほしい。

そんな想いからカフェをオープンすることに決めました。

「神水」の水脈が育んだ

美しい里山の暮らし


蔵の後方の山からは、体にすっと染みわたるような透明感のある「神水(かんずい)」が湧き出ています。

蔵の地名にもなっているこの神水の水脈で、村の人々はお米や野菜を育て、何世代にもわたって里山の暮らしが受け継がれてきました。 

この神水で日本酒を醸そうと、今から60年以上前、6代目当主が山頂に井戸を掘りました。井戸掘り業者や当時の従業員と一緒に、手掘りで3年間かけて掘り、素焼きの土管を150個も手作業で運んだそうです。
こうして得られた神水は、今も大切にお酒の仕込水に使われています。

蔵cafe一合では、何種類ものコーヒー豆の中から最も神水に合うものを選定し、水の良さを生かした「神水コーヒー」をご提供します。